[ベルリン 5日 ロイター] - ドイツのメルケル首相は5日、同国ツァイト誌のインタビューに応じ、トランプ米大統領の政策が協調ではなく「勝者、敗者」的な考え方に基づいていると厳しく批判した。

ドイツは7─8日にハンブルクで開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)の議長国だ。トランプ米大統領のほか、ロシアのプーチン大統領、トルコのエルドアン大統領らが出席する。

首脳会議では自由貿易や気候変動など意見が分かれている議題も協議することとなっており、難航が予想される。

メルケル首相は「G20の議長国として、コミュニケーション不足とならないように努め、合意の可能性を追求することが私の任務だ」と述べた。ただ意見の相違には向き合わなければならないと付け加えた。

さらに「全ての人が恩恵を受けるように協力できることを追求する中で、米政権はグローバル化についてウィン・ウィンではなく勝者と敗者の観点で考えている」と述べた。

ドイツは経済発展の恩恵を一部の人ではなく、全員にもたらしたいと主張した。