[ニューヨーク 5日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨から米金融政策当局者の間で今後の利上げペースを巡って意見が分かれていることが分かり、ドル指数が横ばいとなった。

円は、北朝鮮が大型核弾頭が搭載可能な新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)の実験を実施したと発表したことを受けてアジアの取引時間に一時的に買われ、対ドルで112円台を付ける場面もあった。米取引時間の終盤には113円台前半で取引された。

ドル指数<.DXY>は1週間ぶりの高値を付けた後、終盤は横ばいの96.237。ドル/円<JPY=>は0.1%安の113.14円。ユーロ/ドル<EUR=>は横ばいの1.1348ドル。

米連邦準備理事会(FRB)が公表したFOMCの議事要旨によると、6月13━14日の会合ではほとんどの委員が0.25%の利上げに合意したものの、何人かの委員が最近の軟調なインフレ指標に懸念を表明した。

BNPアセット・マネジメントの通貨担当責任者、アドナン・アカント氏は「FRBはさらに金融引き締めを進めることが可能だが、今後の引き締め幅はそれほど大きくない」と予想。米国はインフレと成長が勢いを欠いたままで、こうした要因が利上げを制限するとみている。

カナダドルなどコモディティー通貨は原油安が重しになったが、FOMC議事要旨発表後に下げ幅が縮小した。終盤のカナダドル<CAD=D4>は0.2%安の1.2966カナダドル。

ドル/円 NY終値 113.25/113.28

始値 113.62

高値 113.66

安値 113.06

ユーロ/ドル NY終値 1.1352/1.1354

始値 1.1320

高値 1.1353

安値 1.1319

(表はロイターデータに基づいています)