[メキシコ市 5日 ロイター] - メキシコのビデガライ外相は5日、ドイツで7日に予定されているペニャニエト大統領とトランプ米大統領による首脳会談について、約30分間行われる予定だとした上で、大きな合意には至らないとの見方を示した。

同会談は、ドイツで開催される20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)に合わせて実施。両氏の大統領としての首脳会談は初めて。

メキシコ外務省は、両国首脳会談では、8月に予定されている北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉、麻薬カルテルへの対応での協力、中米地域の発展が議題に上がると発表。またペニャニエト大統領は、米国のメキシコ移民の権利についても協議する方針だという。

外相はテレビのインタビューで、トランプ大統領が表明したメキシコ国境沿いの壁の建設は首脳会談の議題に含まれないと述べた。

ペニャニエト大統領とビデガライ外相は5日、メキシコを訪問した米国土安全保障省のケリー長官と会談。大統領府の声明によると、両国は治安問題での協力で合意したほか、ペニャニエト大統領は、親に連れられて米国に不法入国した一部移民の米国滞在を認めるプログラムの継続を称賛した。