[6日 ロイター] - <為替> ドルが対円とユーロで下落。朝方発表の6月のADP全米雇用報告が軟調だったことで、米利上げペース鈍化の観測が裏付けられたことで売りが出た。

ドル/円<JPY=>は0.1%安の113.16円、ユーロ/ドル<EUR=>は0.4%高の1.1397ドル。ドル指数<.DXY>は0.4%低下の95.954。

外為市場:[USD/J]

<ロンドン株式市場> 反落。金利に左右されやすい銘柄が売られた。

欧州中央銀行(ECB)が公表した6月の理事会議事要旨を受け、ECBが緩和策縮小を検討しているとの見方が広がった。

部門別では金利に左右されやすいヘルスケアや生活必需品が大きく値を下げた。

成長見通しを引き下げた日用品メーカーのレキット・ベンキーザー<RB.L>は1.5%下落した。同社は6月27日に起きた世界的なサイバー攻撃の標的となった。同事件で複数の多国籍企業のコンピューターネットワークが被害を受けた。

ロンドン株式市場:[.LJP]

<欧州株式市場> 反落。欧州中央銀行(ECB)が公表した6月の理事会議事要旨で、債券買い入れプログラムを必要なら強化するとの文言を声明から削除することを協議したことが分かった。金利に左右されやすい銘柄を中心に値下がりした。

STOXX欧州600種指数<.STOXX>は約11週間ぶりの安値をつける局面もあった。

こうした中、STOXX欧州600種銀行株指数<.SX7P>は0.65%上昇し、部門別で最も大幅に伸びた。銀行株は最近、金融政策の引き締めが協議されていることが追い風となっている。

欧州株式市場:[.FJ]

<ユーロ圏債券> 独10年債利回りが2016年1月以来の水準に上昇した。欧州中央銀行(ECB)が公表した6月の理事会の議事要旨を受け、緩和縮小観測が高まったことが背景。

議事要旨は、ECBの政策や回復を追い風に緩やかにインフレが加速する条件は整っているとし、「インフレ見通しへの確信が一段と高まれば、このバイアスを維持するかについて見直す可能性がある」と指摘。債券買い入れプログラムを必要なら強化するとの文言が今後削除される可能性が示された。

BBVAのストラテジスト、ハイメ・コステロ・デンチェ氏は「(政策の)調整は段階的なものになるとの立場を示しながらも、実際に調整に関する言及が出てきていることが非常に重要な点となる」と述べた。

この日はECBのプラート専務理事が、ユーロ圏の成長は加速しているがインフレ押し上げに向け「ぶれない」政策が依然必要との認識を表明。この発言で政策の微調整が近いとの思惑が後退する可能性があるとの見方も出ている。

ユーロ圏国債利回りは短期債から長期債にわたり7─10ベーシスポイント(bp)上昇。ドイツの5年債、10年債、30年債の利回りはそろって昨年1月以来の高水準を付けた。

ECBの緩和策縮小に影響を受けやすいと考えられるスペイン10年債<ES10YT=TWEB>、イタリア10年債<IT10YT=TWEB>、ポルトガル10年債<PT10YT=TWEB>利回りも上昇した。

ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]