[ワシントン 6日 ロイター] - 米通信用半導体大手クアルコム<QCOM.O>は、競合社インテル<INTC.O>製の半導体を搭載した米アップルの「iPhone(アイフォーン)」と「iPad(アイパッド)」の一部機種について、クアルコムの特許を侵害しているとして国際貿易委員会(ITC)に提訴する見通し。

クアルコムはITCに対し、6件の特許を侵害するアップル製端末について輸入の差し止めを申し立てる。この関連でクアルコムは6日、カリフォルニア州の裁判所に損害賠償を求める訴訟を提起した。

アップルの供給元でもあるクアルコムは、スマートフォン(スマホ)向けの無線通信接続用モデムチップに関し、スマホの売上高の一部を半導体料金として徴収するビジネスモデルを採用しており、これにアップルが反発している。

米連邦取引委員会(FTC)は1月、特許ライセンスを巡り独占禁止法に違反した疑いがあるとしてクアルコムを提訴。アップルも同月にクアルコムが半導体料金を過剰請求し、確約していた割り戻しを拒否しているとして、同社に対し10億ドルの支払いを求める訴訟を起こした。