[6日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のフィッシャー副議長は6日、生産性が伸び悩んでいる状況を打開するには、米政府が企業投資や技術革新の促進、労働者の訓練・教育に一層取り組む必要があるとの見方を示した。

副議長はマサチューセッツ州マーサズ・ヴィニヤードで予定される講演の原稿で「われわれが1つの社会として成功するには生産性向上を支え、加速させる政策が必要」と強調、1人当たりの労働生産性は経済成長や生活水準をけん引する重要な要素だと説明した。

現在の経済情勢や金融政策には言及しなかった。

フィッシャー氏は「政府は生産性向上を加速するため賢明な行動を取ることが可能」とし、基礎研究やインフラ、初等教育、公衆衛生などへの投資引き上げを例に挙げた。

トランプ米政権の政策については直接コメントしなかったが、政策についての不確実性が企業の消極的な投資姿勢につながっているとし、ヘルスケアや規制、税制、通商政策に関する透明性を高めることが「極めて望ましい」と指摘した。