[ハンブルク 7日 ロイター] - ティラーソン米国務長官は7日、北朝鮮の核・ミサイル開発抑制に向けた平和的な圧力作戦が奏功しなければ、良い選択肢はそう多くは残っていないとの見解を示した。トランプ米大統領とロシアのプーチン大統領の首脳会談後、記者団に対し述べた。

ティラーソン長官は、制裁を通じ北朝鮮への圧力を強めるやり方は、相手側の対応を引き出す余地を与えながら行うため忍耐を要するとし、「望みを捨てたわけではない」と指摘。だが「こうした平和的な解決を目指す戦略が上手くいかなければ、残る良い選択肢はそう多くはない」とした。

また北朝鮮問題への対応を巡るトランプ、プーチン両氏の考えは異なるが、「ロシアは北朝鮮との経済取引があり、取り組みを強化するよう協力を引き続き求めていく」と語った。

北朝鮮の最大の後ろ盾である中国に関しては、「著しい行動に踏み切った後、さまざまな理由からいったん停止し、その後新たな行動はない」とし、圧力強化を求める米国の要請に対する中国の反応にはむらがあるとの認識を示した。

日、米、韓国の3カ国首脳は同日、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を行った北朝鮮への追加制裁に向け、国連安全保障理事会に対し、決議の速やかな採択を求めることで一致。

3カ国は共同声明の中で「国連安保理に対し、北朝鮮への追加制裁を含む新決議の早期採択を求めることを決定した」とした上で、「挑発的で事態をエスカレートさせ、かつ不安定にする行動を取った場合、深刻な結果を招く」ことを北朝鮮に示す必要があると訴えた。

*写真を追加しました。