[パリ 7日 ロイター] - 英国のフォックス国際貿易相は7日、経済のためになることを政治的駆け引きが阻害しない限り、欧州連合(EU)との現在の貿易協定をEU離脱(ブレグジット)後に複製することを妨げる要素はないと述べた。

パリ訪問中のフォックス氏はロイターに対して「EUとは既に関税がゼロであるほか、同等な規制を設けている。関税の枠組みも機能している状態だ」とし、「それを複製できない唯一の理由としては、経済のためになることを政治的駆け引きが邪魔した場合だ」と述べた。

EU側の交渉担当者を務めるミシェル・バルニエ氏は前日、英国がEUとの将来的な関係において「越えてはならない一線」と称するものは、英国が確実に単一市場と関税同盟を離脱することを意味し、それなりの結果を招くだろうと発言している。英国はこれに対し、「極力摩擦のない」貿易関係を望むと返した。

EUは6日、日本と広範囲の分野にわたる経済連携協定(EPA)の締結で大枠合意した。ブレグジット後、英国が日本と同じような協定を結べるかどうか、そして英国における日本の製造業の将来についても疑問が浮上した。

フォックス氏はこうした懸念に対して「英国がEUを離脱する前に協定が承認されれば、それを過渡的に英国の法律へ採用すれば良いことだ」と一蹴。「承認されなければ、ひな型はあるため、必要であれば調整することができる」と述べた。