[東京 10日 ロイター] - 日銀が10日に発表した6月の貸出・預金動向によると、銀行・信金計の貸出平残は513兆7721億円となり、前年に比べて3.3%増加した。伸び率は2009年4月(同3.3%増)以来、8年2カ月ぶりの高さとなった。

貸し出しが前年比で増加するのは69カ月連続。日銀によると、引き続きM&A(合併・買収)やアパートローンを含む不動産向け融資がけん引している。都銀を中心に、為替相場の円安を受けた円換算の外貨建て貸出の伸びも寄与した。

都銀の貸出残高は同3.1%増の210兆5752億円となり、前月の同2.9%増から伸び率が拡大。09年2月(同3.2%増)以来の高さとなった。地銀・第二地銀は同3.6%増の236兆3520億円で、前月の3.7%増から伸びが小幅鈍化した。信金は同2.8%増の66兆8449億円だった。

6月の預金平残は、都銀と地銀・第二地銀の合計で同4.7%増の685兆3135億円。前月は同4.5%増だった。法人・個人預金ともに増加基調が続いている。

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(伊藤純夫)