[サンフランシスコ 7日 ロイター] - 米フェイスブック<FB.O>は7日、IT(情報技術)企業の興隆によりカリフォルニア州シリコンバレーで住宅が不足している問題について、本社近くに自前で1500戸の住宅を建設することを提案した。

フェイスブックや、アルファベット<GOOGL.O>傘下のグーグルその他のIT企業が急成長した結果、サンフランシスコのベイエリアには過去10年間で数万人の労働者が流入。住宅価格が上がり、通勤時間が長くなるなどの影響が出ている。

IT企業は、通勤時間の長い社員にはインターネット環境の整ったバスを提供するなどの対策を講じており、フェイスブックの場合は本社近くに引っ越した従業員に最低1万ドルの奨励金を与えた。

それでも近隣地域では、IT企業のせいで住宅が不足し、手の届かない価格になったとの不満は収まっていない。

フェイスブックは、本社のあるサンフランシスコ南部のメンロパークに1500戸の住宅に加え、オフィスや小売店のスペースも備えた「村」をつくる構想。

住宅は従業員だけでなくだれでも購入できるようにし、物件の15%については市場価格よりも安く提供する計画だ。検討作業には2年を要する見通しを示している。