7月3日、ここ数ヵ月、中国当局は有名人のゴシップを扱う複数のサイトを閉鎖。ユーザーが投稿できる動画内容を制限し、オンラインストリーミングを停止させた。いずれも「内容が不適切」という理由だ。シンガポールで2014年撮影(2017年 ロイター/Edgar Su)

[北京/上海 3日 ロイター] - 中国政府が新たに進めるインターネット上のコンテンツに対する広範な取締りは、映像制作者やブロガー、メディア、教育者といったさまざまなコミュニティーを震え上がらせ、政府の規制強化によって自身サイトが閉鎖されるのではないかとの懸念が高まっている。

 ここ数ヵ月、中国当局は有名人のゴシップを扱う複数のサイトを閉鎖。ユーザーが投稿できる動画内容を制限し、オンラインストリーミングを停止させた。いずれも「内容が不適切」という理由だ。

 先月30日にはある政府系の業界団体が、新たな規制リストを回覧させた。映画、短編映画、ドキュメンタリー、スポーツ、教材、アニメなど、インターネットに投稿されたすべての視聴覚コンテンツについて、「社会主義の本質的価値」を遵守しているかどうか、少なくとも2人の「監査人」によってチェックすることが突然義務付けられたのだ。

 600以上の会員を抱えるこの業界団体「中国ネットキャスティング・サービス協会」によれば、不適切と見なされるトピックスには、薬物中毒や同性愛も含まれるという。

 この動きに対して、ネットユーザーから週末にかけて多くの批判が寄せられた。大半が、これは時代に逆行しており、創造力を阻害するというものだ。このルールの施行は不可能に近いとの声も上がった。