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心に届く話し方
【第2回】 2017年7月18日
著者・コラム紹介バックナンバー
松本和也

ひきつける話し方は、「びっくり→しっかり」法で

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新刊『心に届く話し方 65のルール』では、元NHKアナウンサー・松本和也が、話し方・聞き方に悩むふつうの方々に向けて、放送現場で培ってきた「伝わるノウハウ」を細かくかみ砕いて解説しています。
今回の連載で著者がお伝えするのは、「自分をよく見せることを第一に考える話し方」ではなく、「聞いている人にとっての心地よさを第一に考える」話し方です。本連載では、一部抜粋して紹介していきます。

「びっくり」部分で「なに、それ?」と少しびっくりさせる

 「人生はチョコレートが入った箱みたいなものよ。開けてみるまで中身はわからないの」(映画「フォレスト・ガンプ」より)

 「人生は一箱のマッチに似ている。重大に扱うのは莫迦莫迦しい。重大に扱わなければ危険である。」(芥川龍之介「侏儒の言葉」より)

 よく似たたとえですが、この表現方法、実は第1回で紹介した、「まずざっくりと、そのあとしっかり説明する」という「ざっくり→しっかり」法の発展バージョンといえます。つまり、ともに人生とは何かを説明するのに、よく似たものをあげてざっくりイメージを与え、そのあと詳しく説明しているからです。発展バージョンと言ったのは、最初の「ざっくり」部分と、後ろの「しっかり」部分の関係がただの補足説明ではなく、「ざっくり」部分で「なに、それ?」と少しびっくりさせ、後ろの「しっかり」部分で「あ~そういうことだったの!」と聞き手を納得させているからです。

 この「びっくり→しっかり」法、聞き手をひきつけたいと思う場所で使うと非常に効果的です。

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松本和也

まつもと・かずや/スピーチコンサルタント・ナレーター。1967年兵庫県神戸市生まれ。私立灘高校、京都大学経済学部を卒業後、1991年NHKにアナウンサーとして入局。奈良・福井の各放送局を経て、1999年から2012年まで東京アナウンス室勤務。2016年6月退職。7月から株式会社マツモトメソッド代表取締役。アナウンサー時代の主な担当番組は、「英語でしゃべらナイト」司会(2001~2007)、「NHK紅白歌合戦」総合司会(2007、2008)、「NHKのど自慢」司会(2010~2011)、「ダーウィンが来た! 生きもの新伝説」「NHKスペシャル」「大河ドラマ・木曜時代劇」等のナレーター、「シドニーパラリンピック開閉会式」実況など。現在は、主に企業のエグゼクィブをクライアントにしたスピーチ・トレーニングや話し方の講演を行っている。


心に届く話し方

今回の連載でで著者がお伝えするるのは、「自分をよく見せることを第一に考える話し方」ではなく、「聞いている人にとっての心地よさを第一に考える」話し方です。元NHKアナウンサー・松本和也が、話し方・聞き方に悩むふつうの方々に向けて、放送現場で培ってきた「伝わるノウハウ」を細かくかみ砕いて解説します。

「心に届く話し方」

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