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心に届く話し方
【第4回】 2017年7月25日
著者・コラム紹介バックナンバー
松本和也

文の出だしは「ほんの少し高い音で
しっかり」言う

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新刊『心に届く話し方 65のルール』では、元NHKアナウンサー・松本和也が、話し方・聞き方に悩むふつうの方々に向けて、放送現場で培ってきた「伝わるノウハウ」を細かくかみ砕いて解説しています。
今回の連載で著者がお伝えするのは、「自分をよく見せることを第一に考える話し方」ではなく、「聞いている人にとっての心地よさを第一に考える」話し方です。本連載では、一部抜粋して紹介していきます。

ちょっと「イラッ」とするイントネーション

 想像してください。

 買い物をすませたお客様に「ありがとうございました」と言うとしたら、あなたはどんなふうに言いますか? 可能なら声を出して言ってみてください。

 「ありがとう」の「あ」と「ございました」の「た」では、どちらが高い音程になっていましたか?

ありがとうございました↑

 「た」のほうが高い、つまり文の後ろに行くほど音程が高くなっているとしたら、その言い方はかつてコンビニエンスストアやファミリーレストランでよく聞いた話し方に近くなっているはずです。では逆に、「あ」を高い音程で始めて、後ろに行くほどほんの少しずつ力を抜きながら言ってみてください。

ありがとうございました↓

 どうですか? 落ち着いて聞こえませんか? あるいは「ありがとう」のことばがしっかり伝わる気がしませんか?

 下の図のイラストをみるとイメージがつきやすいかもしれません

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    松本和也

    まつもと・かずや/スピーチコンサルタント・ナレーター。1967年兵庫県神戸市生まれ。私立灘高校、京都大学経済学部を卒業後、1991年NHKにアナウンサーとして入局。奈良・福井の各放送局を経て、1999年から2012年まで東京アナウンス室勤務。2016年6月退職。7月から株式会社マツモトメソッド代表取締役。アナウンサー時代の主な担当番組は、「英語でしゃべらナイト」司会(2001~2007)、「NHK紅白歌合戦」総合司会(2007、2008)、「NHKのど自慢」司会(2010~2011)、「ダーウィンが来た! 生きもの新伝説」「NHKスペシャル」「大河ドラマ・木曜時代劇」等のナレーター、「シドニーパラリンピック開閉会式」実況など。現在は、主に企業のエグゼクィブをクライアントにしたスピーチ・トレーニングや話し方の講演を行っている。


    心に届く話し方

    今回の連載でで著者がお伝えするるのは、「自分をよく見せることを第一に考える話し方」ではなく、「聞いている人にとっての心地よさを第一に考える」話し方です。元NHKアナウンサー・松本和也が、話し方・聞き方に悩むふつうの方々に向けて、放送現場で培ってきた「伝わるノウハウ」を細かくかみ砕いて解説します。

    「心に届く話し方」

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