[ワシントン 10日 ロイター] - トランプ米大統領の長男ドナルド・トランプ・ジュニア氏が大統領選挙期間中にロシア人弁護士との会合に出席していたことについて、大統領選へのロシアによる介入疑惑を調査している上院情報委員会の共和党メンバーは10日、同委員会がトランプ・ジュニア氏から事情を聞くよう求めた。

米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)によると、問題の会合は2016年6月にニューヨークのトランプタワーで開かれ、トランプ大統領の娘婿で現在大統領上級顧問を務めるジャレッド・クシュナー氏のほか、大統領選でトランプ陣営の選対本部長を一時務めたポール・マナフォート氏も出席した。NYTはトランプ氏の側近とロシア国籍を持つ関係者との私的な会合で確認された初めてのケースとしている。

これについてスーザン・コリンズ上院議員は記者団に対し「上院情報委員会はトランプ・ジュニア氏、および他の同会合の出席者から事情を聞く必要がある」と述べた。

トランプ・ジュニア氏はこれについてツイッターで、上院情報委が同会合について調査することを決定した場合、自身が知っていることを話し、協力したいとの意向を示した。

ホワイトハウスのサラ・サンダース報道官は同会合について、不適切な点はまったくなかったとの見解を表明。「何か不適切な点があったとすれば、会合の内容がリークされたことだ」と述べた。

NYTによると、トランプ・ジュニア氏が会合を持ったロシア人弁護士、ナタリヤ・ベセルニツカヤ氏はロシア政府とつながりを持つとされる。

これについてロシアのペスコフ大統領報道官は10日、記者団に対し「その人物については知らない。われわれはロシアの弁護士の国内外での全ての動きを調べることができない」と述べた。

*内容を追加しました。

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