[ニューヨーク 10日 ロイター] - 10日の米国株式市場は、S&P総合500種とナスダック総合指数が続伸して取引を終えた。企業の四半期決算発表を控え、投資家の楽観的な見方からハイテク株が買われた。だが、ダウ工業株30種は小幅反落した。

セクター別では、S&P情報技術株指数<.SPLRCT>が0.8%上昇。S&P素材株指数<.SPLRCM>は0.6%上がった。

トムソン・ロイターのデータによると、ハイテク銘柄は第2・四半期の利益の伸びが最も高い業種の一角に入ると予想されている。S&P総合500種企業の第2・四半期決算は7.9%の増益になる見通しだ。

コーナーストーン・フィナンシャル・パートナーズのマネジングパートナー、ジェフ・カーボーン氏は「ハイテク株はここ2週間にわたって売られてきた」と指摘。「そうした状況は、決算発表シーズンを控え、投資家には買いの好機と映っているかもしれない」と述べた。

一方、投資家が米医療保険制度改革(オバマケア)代替法案を巡る米議会の審議を見極めようとする中、S&Pヘルスケア株指数<.SPXHC>は0.3%低下した。

個別銘柄では、オンライン小売りのアマゾン・ドット・コム<AMZN.O>が1.8%高。会員向けセール「プライムデー」を控えて買いが優勢になった。

家電量販のベスト・バイ<BBY.N>は6.3%安。同社が提供する情報・技術(IT)支援サービスの「ギーク・スクワッド」と類似したサービスをアマゾンが計画しているとの報道を受けて売られた。

写真・動画共有アプリのスナップチャットを運営するスナップ<SNAP.N>は1.1%安の16.99ドルで取引を終了。終値ベースで初めて新規株式公開(IPO)価格の17ドルを割り込んだ。

米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長は12、13の両日、米議会で証言する。投資家は議長の証言から追加利上げに関する手掛かりを探ろうとしている。

騰落銘柄数は、ニューヨーク証券取引所では上げ銘柄が下げ銘柄を上回り、比率は1.05対1だった。だがナスダックでは1.48対1で下げ銘柄が上げ銘柄を上回った。

米取引所の合算出来高は約56億株で、直近20営業日の平均である69億株を下回った。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 21408.52 -5.82 -0.03 21381.23 21446.39 21371.11 <.DJI>

前営業日終値 21414.34

ナスダック総合 6176.39 +23.31 +0.38 6156.03 6191.27 6141.83 <.IXIC>

前営業日終値 6153.08

S&P総合500種 2427.43 +2.25 +0.09 2424.51 2432.00 2422.27 <.SPX>

前営業日終値 2425.18

ダウ輸送株20種 9673.80 -21.14 -0.22 <.DJT>

ダウ公共株15種 701.43 -0.61 -0.09 <.DJU>

フィラデルフィア半導体 1067.10 +12.20 +1.16 <.SOX>

VIX指数 11.11 -0.08 -0.71 <.VIX>

S&P一般消費財 711.06 +1.57 +0.22 <.SPLRCD>

S&P素材 341.53 +2.12 +0.62 <.SPLRCM>

S&P工業 587.84 +1.08 +0.18 <.SPLRCI>

S&P主要消費財 558.52 -3.87 -0.69 <.SPLRCS>

S&P金融 414.89 -0.71 -0.17 <.SPSY>

S&P不動産 194.31 -1.69 -0.86 <.SPLRCREC>

S&Pエネルギー 473.20 +1.25 +0.27 <.SPNY>

S&Pヘルスケア 913.91 -2.63 -0.29 <.SPXHC>

S&P電気通信サービス 149.92 -0.76 -0.50 <.SPLRCL>

S&P情報技術 953.28 +7.71 +0.82 <.SPLRCT>

S&P公益事業 260.90 -0.42 -0.16 <.SPLRCU>

NYSE出来高 7.99億株 <.AD.N>

シカゴ日経先物9月限 ドル建て 20085 - 15 大阪比 <0#NK:>

シカゴ日経先物9月限 円建て 20055 - 45 大阪比 <0#NIY:>