[カイロ/ベイルート 11日 ロイター] - シリア人権監視団は11日、ロイターに対し、過激派組織「イスラム国」(IS)の最高指導者バグダディ容疑者の死亡情報を確認したと明らかにした。監視団のラミ・アブドルラーマン代表は「(われわれは)シリア東部デリゾール県で、ISのシリア人幹部を含む指導者らから情報を確認した」と述べた。

ただ、死亡の時期やどのように死亡したかについての情報はないという。

IS関係者によると、バグダディ容疑者は過去3カ月間、デリゾール県に潜伏していたという。

米国防総省はこの報道を裏付ける情報はないとしている。シリアの反体制派組織やイラクの当局者らも今のところ確認していない。

米主導の有志連合のライアン・ディロン報道官(大佐)は、情報の確認は取れていないとした。

また、米軍のタウンゼンド中将は記者会見で「あらゆる筋からの有益な情報にもかかわらず、(バグダディ容疑者の)居場所や生死の確認も、否定もできない。ただ、後者であることを強く望む」と述べた。

ロイターもバグダディ容疑者の死亡を確認していない。

ロシア国防省は6月、シリアの都市ラッカ周辺で5月下旬に実施した空爆でバグダディ容疑者が死亡した可能性があると明らかにしていた。

同容疑者の死亡は以前にも何度も報告されてきたが、シリア人権監視団はシリアでの戦闘に関して信頼性のある情報を提供してきた実績がある。

IS関連ウェブサイトやソーシャルメディアでは現時点で同容疑者の死亡に関する投稿はない。

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