[デトロイト 12日 ロイター] - 米コンサルティング会社アリックスパートナーズは12日に公表した自動車業界に関する報告書の中で、2020年までに世界で発売が予定されている103種の電気自動車(EV)の新モデルのうち49種を中国の自動車メーカーが生産するとの見方を示した。

また、中国は2021年までに世界のリチウムイオン電池生産能力の3分の2近くを占めることを目指しているほか、中国市場での国内ブランドのEV販売拡大を支えるため投資を行っていると指摘した。

アリックスパートナーズによると、中国の自動車メーカーは既に、国内で販売されているEVの96%を占めている。2016年の中国国内のEV販売台数は約35万台と、自動車販売全体の2%に満たなかった。

アリックスパートナーズは、2025年までにEVバッテリーの生産コストが内燃エンジンとほぼ一致すると予想している。バッテリーのコストが低下すれば、消費者の間でEVの普及が進む可能性がある。

アリックスパートナーズはまた、自動運転車の開発に取り組む約50社について、全てが生き残るのは困難との見方を示した。

米国に関しては、自動車メーカーは乗用車や商用車の販売が低迷する中でも新技術への投資でアップル<AAPL.O>やアルファベット<GOOGL.O>など資金力の豊富なIT(情報技術)企業に対抗する必要があると指摘した。

2019年の米自動車販売台数は1520万台と、16年から13%減少すると予想した。