[東京 13日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比30円50銭高の2万0128円88銭となり、小反発した。

前日の米国市場ではダウ<.DJI>が過去最高値を更新。イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長が議会証言で利上げを緩やかに進める方針を示したことを受け、流動性相場が当面続くとの安心感が広がり、リスク選好ムードが日本株に波及した。ただ、円相場はやや強含み、日本株も買い一巡後は伸び悩んだ。

東京エレクトロン<8035.T>や村田製作所<6981.T>などハイテク関連の一角が上昇した一方、米長期金利の低下を受けてメガバンクは軟調に推移した。TOPIXは一時下げに転じる場面があったが、前引けにかけては持ち直した。東証1部の午前中の売買代金は9200億円強にとどまっている。

市場では「今後は日米ともに4─6月期の企業業績が鍵になる。米国ではエネルギーに続き、テクノロジーセクターで高い増益率が見込まれている。決算発表が日米ハイテク株のさらなる上昇の契機となる可能性がある」(丸三証券・投資情報部長の牛尾貴氏)との声が出ていた。

東証1部騰落数は、値上がり975銘柄に対し、値下がりが855銘柄、変わらずが191銘柄だった。