7月11日、トランプ米大統領(右)の長男、ドナルド・トランプ・ジュニア氏(左)が、大統領選挙中に、父親に有利となり得る対立候補の情報を持つとするロシア政府の弁護士と会合した問題で、専門家は米選挙法に違反しているかどうか同氏に調査が及ぶ可能性があると指摘する。NY州で昨年9月撮影(2017年 ロイター/Mike Segar)

[ニューヨーク 11日 ロイター] - トランプ米大統領の長男、ドナルド・トランプ・ジュニア氏(39)が、大統領選挙中に、父親に有利となり得る対立候補の情報を持つとするロシア政府の弁護士と会合した問題で、専門家は米選挙法に違反しているかどうか同氏に調査が及ぶ可能性があると指摘する。

 トランプ・ジュニア氏は、仲介者と電子メールのやりとりをした後、昨年6月9日にヒラリー・クリントン民主党候補に関する情報を持つとされるロシア人の弁護士ナタリア・ベセルニツカヤ氏と面会した。

 この電子メールの内容は、トランプ・ジュニア氏がツイッターで11日公開しており、昨年の米大統領選でトランプ陣営とロシアが共謀した可能性について捜査しているモラー特別検察官に資料を提供することになるかもしれない。

 問題の会合を取り持ったパブリシストのロブ・ゴールドストーン氏は、公開された2016年6月3日付のメールの中で「ロシア政府のトップ検事が公文書に加え、クリントン氏に不利となる情報および同氏のロシアとの対応に関する情報をトランプ陣営に提供することを申し出た。あなたのお父さんに非常に役立つだろう」と指摘。さらに「これが高官レベルの機密情報であることは明確だが、ロシアと同国政府のトランプ氏に対する支持の表れといえる」と述べている。

 同日付メールの1つで、トランプ・ジュニア氏は「それが本当なら素晴らしい」と書いている。