テロ攻撃から生き延びるため10の行動ルール「Raduno spontaneo di cittadini davanti al ristorante Le Carillon」Photo by Citron / CC-BY-SA-3.0

今回は「テロ攻撃で生き延びるための10の行動ルール」についてサニーカミヤ氏がポイント解説します。テロ攻撃にあう確率はわずかかもしれませんが、これらの10の行動ルールを知っていれば、きっと緊急時に役立つと思います。

 複数手段によるテロ攻撃。2015年11月13日にパリで発生したようなテロの発生率、死亡率は高くなっています。各国の当局は、住民を守るためにさまざまな努力をしていますが、武装した警察官らが到着するまで、私達は自分自身をどのように守れば良いのでしょうか。

(出典:YouTube「Special Report: London Terror Attack」)

 他の国と比較した場合、日本国内でのテロの発生率はまだ低いのですが、そのリスクは大きくなってきています。特に個人的な思い込みによる動機、テロ組織のオンラインによる具体的な爆弾の作り方など、テロ手法を次々に公開し、若者を感化し続ける「新しいテロ (マインドテロ)」は、他の犯罪よりも重大事件となる傾向があります。

 さらにグローバリゼーションが推し進められ、国境を超えることが簡単になり、都市化や余暇の充実だけでなく、技術やイデオロギー、スキルの悪用などが広まってきたため、私達が危険にさらされるリスクも大きくなっています。ぜひ、きちんとした予防措置が考えすぎだとは思わないでください。予防措置はどのような緊急事態にも適用できるからです。