[東京 18日 ロイター] - 正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点と比べ、ドル安/円高の112.13/15円だった。ドル/円はじり安で推移した。先週末の米経済指標の弱い数字や、米医療保険制度改革(オバマケア)代替法案可決への反対表明が増えたと報じられドル売り基調が強まった。

朝方にドル/円は112.60円付近を推移していたが、じりじりと水準を切り下げ、正午前には一時112.08円に下落した。

先週末発表の6月の米消費者物価指数(CPI)、小売売上高統計が市場予想に届かず、米連邦準備理事会(FRB)が年内に追加利上げに踏み切れるか懐疑的な見方が強まり、地合いの弱さにつながったという。

また、オバマケア代替法案の可決には反対が2人以内にとどまる必要があるところ、4人が反対を表明していると報じられ、経済政策の遅れが拡大するとの思惑がドル/円の上値を押さえる圧力となったようだ。

市場では、投機筋の円ショートが膨らんでいることから、いったんポジションが巻き戻されることへの警戒感も出ているという。

一方、ユーロ/ドルは1.15ドル台に上昇。欧州中央銀行(ECB)理事会への思惑に加え、ドル売りが強まったことで上昇に弾みがつき、一時2016年5月以来の高値1.1537ドルをつけた。