7月11日、「ゲーム・オブ・スローンズ」などの人気ドラマシリーズをストリーミング配信で楽しむヤングアダルト層の5分の1以上が、家族以外のパスワードを借用しており、ネット視聴者が爆発的に伸びるなか、メディア企業がかなりの収入を取り逃がしている実態が明らかになった。写真はネットフリックスのロゴ。米カリフォルニア州で1月撮影(2017年 ロイター/Mike Blake)

[11日 ロイター] - 「ゲーム・オブ・スローンズ」などの人気ドラマシリーズをストリーミング配信で楽しむヤングアダルト層の5分の1以上が、家族以外のパスワードを借用しており、ネット視聴者が爆発的に伸びるなか、メディア企業がかなりの収入を取り逃がしている実態が明らかになった。

 最新のロイター/イプソス調査によれば、18─24歳のストリーミングサービス利用者のうち、21%が同居家族以外から教えてもらったログイン情報を使って、「ネットフリックス」や「Hulu」などの動画配信サービスにアクセスした経験があると回答。成人全体では12%だった。

 業界各社の四半期決算が来週以降に予定されているが、視聴料金からの収入動向に厳しい目が注がれることになりそうだ。ストリーミング配信で先行するネットフリックスは10日、業績を発表している。

 これまで、ネットフリックスなどのストリーミング動画サービスはある程度のパスワード共有を認めてきた。だが、新規加入者が大幅に減速するようであれば、そうした方針を改めるよう、投資家からの圧力がかかる可能性があるとアナリストは指摘する。

 ネットフリックスの売上高は、今年第2・四半期に記録した伸び率31%から、来年同期には同19%へと鈍化するとトムソンロイターIBESは予想している。