[東京 20日 ロイター] - 財務省が20日発表した6月貿易統計速報は、貿易収支が4399億円の黒字だった。黒字は2カ月ぶり。ロイターの予測中央値は4847億円の黒字だった。石炭や原油などの資源価格上昇で輸入の伸びが大きかった。

一方、2017年上半期では1兆0444億円の黒字を確保したが、前年同期比で41.1%減となった。黒字は3期連続。

6月の輸出は前年比9.7%増の6兆6076億円となった。増加品目は半導体等製造装置(38.2%増)、自動車(5.0%増)、鉄鋼(19.0%増)など。地域別内訳は米国向けが同7.1%増、中国向けが同19.5%増だった。

輸入は前年比15.5%増の6兆1676億円となった。増加品目は石炭(115.9%増)、液化天然ガス(43.9%増)、電算機類(33.4%増)など。

原油に加え、オーストラリアで発生した大型サイクロンの影響で石炭価格が上昇した。財務省によると、石炭価格は1トン当たり1万4392円で前年比80.3%上昇した。

一方、2017年1─6月期は輸出が前年比9.5%増の37兆7873億円、輸入が同12.2%増の36兆7429億円。

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(梅川崇)