[シドニー 20日 ロイター] - オーストラリア連邦統計局が20日発表した6月の雇用統計によると、就業者数は前月比1万4000人増加した。

ロイター調査では1万5000人の増加が予想されていた。

失業率は予想と同じ5.6%だった。

フルタイム就業者数は前月比6万2000人増加。一方、パートタイム就業者は同4万8000人減少した。

5月の就業者数は当初発表の4万2000人増から3万8000人増に下方修正された。

6月の労働参加率は65.0%。予想は64.9%だった。

AMPキャピタルのチーフエコノミスト、シェーン・オリバー氏は「力強い労働市場の兆候を示した」とし、「年末までの利上げを予想する人々にとって、その見方を支援する内容になった」と述べた。

ただオリバー氏や他の一部のエコノミストは、労働市場に一段の伸び余地があるため、利上げに適したタイミングではないとみている。

求職者が増加しているため、6月の労働参加率がやや上昇する一方、不完全雇用率は最高水準付近で引き続き推移。これにより賃金上昇率は過去最低水準に抑えられ、インフレ率の押し下げ圧力になるとみられている。

*内容を追加しました。