藤井 クラウドについては、いかがですか。皆さんの世代は、クラウドサービスを当たり前に利用して育ってきているから、会社に入って、サーバーがあって、システム担当がメンテナンスをしているということに違和感はありませんでしたか。

臨場感のあるビデオ会議だけでなく、ワイヤレスプレゼンテーション機能、ホワイトボード機能などチームコラボレーションに必要な機能を備えた「Cisco Spark Board」を使い、意見を戦わせるメンバー。

新妻 確かに、機能が使えればよくて、サーバーなんて全く考えたこともなかったです。

井上 写真や動画も、クラウド上に保存するのが自然で、どのデバイスでも共有できるのが普通でした。

藤井 ビジネス環境でも「G Suite」(*3)のようなクラウドサービスの活用は着実に広まっています。そうしたクラウドの特性が、ビジネスにおいてもコミュニケーションを大きく変え、会議や業務の生産性を大きく高めることができることを、ぜひ分かってほしいですね。

*3 G Suite
大容量のGmailとストレージ、ビデオ会議、文書作成や表計算、スケジュール管理などを利用できるクラウド型グループウエアサービス。PCのWebブラウザだけでなく、スマートフォンやタブレットのアプリケーションでも、オフラインのときでも利用できる。グループの設定、2段階認証プロセスやシングルサインオンといった高度な管理機能も備える。(G suiteの概要はこちら

 KDDIはネットワークに加え、スマートフォンやタブレットなどのデバイス、さらにクラウドサービスを全て提供しています。クラウドのサービスも安定したネットワークで活用することでその価値が生きてくる。

 今後は、それぞれのクラウドサービスのメリットを活かし、複数のクラウドサービスを使いこなすという段階に変化していきます。今日挙がったような課題を抱えていらっしゃる企業様は、いつでもご相談いただきたいですね。