[フランクフルト 20日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は20日、理事会後の会見で、金融政策ガイダンスの変更見送りと、緩和策変更の検討時期を設定しない方針を全会一致で決定したと明らかにした。

「われわれはフォワードガイダンスに変更を加えない、また将来の変更について協議する時期を決めないことで全員が同意した。言い換えれば、単に議論は秋に行われるべきだとした」と述べた。

また、インフレ率はECBが望む水準にはまだないとし、「粘り強く、忍耐強い姿勢を維持する必要がある」と指摘した。

ユーロ圏金融市場では、ドラギ総裁が資産買い入れ変更の可能性について秋に協議すると示唆したことで、債券利回りとユーロが上昇した。

ユーロ/ドル<EUR=>は発言前の1.1492ドルから1.1571ドルに上昇。独10年債利回り<DE10YT=TWEB>は0.56%と、2ベーシスポイント(bp)上がった。