さらに複数の材料・テーマ性があるかもチェック!

「高い業績進捗率銘柄」から「材料テーマを持つ銘柄」をピックアップするのも有力な手だが、もっと欲張って、複数の材料を持っているかどうかを調べてみよう

 例えば、『会社四季報』やネット検索で調べてみたら、「AI」「ロボット」「IoT」「フィンテック」の材料テーマに乗るだけでなく、意外なことに「バイオ」の材料テーマも持ち、なおかつ「高業績進捗率」、さらにそこに「増配」が加わったら、これは誰がどう見ても、遠からず人気が爆発する可能性が高いと判断できるだろう。

 私も銘柄を取り上げる場合、このように複数の材料がないか、多くのテーマに引っ掛からないかと調べているが、やはりベースとなるのは業績だ。いくら材料性が豊富でも、業績下方修正や赤字転落となれば売られるからだ。

 安心感があるのは業績不安が乏しいものであり、最も安心感があるのは業績進捗率の高い銘柄(業績上方修正の期待が持てる銘柄)である。