[24日 ロイター] - オーストラリア競争・消費者委員会(ACCC)は24日、タカタ<7312.T>製エアバッグのリコール(回収・無償修理)について調査していると明らかにした。

ACCCは、自動車の安全を管轄する政府機関と自動車メーカーの双方から、リコールに関し消費者にどのような情報が提供されたのか説明を求めているとした。

同国の警察はこれより先、シドニーで今月、自動車が衝突して運転していた男性が死亡した事故について、欠陥エアバッグが原因だったとの見方を示していた。これがタカタ製であれば、同社製の欠陥エアバッグによる世界で18人目の死亡例となる。

ACCCはこれに加え、4月に北部準州で女性が自動車の衝突時にエアバッグで重傷を負ったケースにも言及した。

ACCCのロッド・シムズ委員長はタカタ製エアバッグのリコールについて、一部の車両では修理の際に6年後に再び交換が必要になるエアバッグが用いられていると注意を喚起した。

ACCCによると、オーストラリアでは2009年以降、230万台以上がリコール対象となっている。タカタ製エアバッグは、ホンダやトヨタ自動車<7203.T>など豪国内で販売された60車種に搭載されている。

シムズ委員長は「メーカーが消費者関連法に基づく義務に反して車両の安全性について消費者に誤解を与えていることが判明すれば、非常に重大な懸念になる」と指摘した。

*内容を追加しました。