<外為市場>

午後5時のドル/円は、ニューヨーク市場午後5時時点に比べてドル安/円高の110円後半。午前に一時110円後半へ下落したが、国内勢の押し目買いを支えに下げ渋った。午後には株価の下げ縮小を眺めながらやや持ち直したが、夕刻に入ると再び110円後半に弱含んだ。独DAXや仏CACといった欧州主要株価指数がマイナス圏で推移しており「ちょっとしたリスク回避になっているのを口実に、円ショートを調整したい向きがあるようだ」(国内金融機関)との声が聞かれた。

<株式市場>

東京株式市場で日経平均は続落。終値は2万円を割れ、7月7日以来、半月ぶりの安値を付けた。前週末の米国株安と一時1ドル110円台まで円高に振れた為替が重荷となり、200円近く下落する場面があった。日銀のETF(上場投信)買い期待が下値を支えたものの、日米の政治情勢の不透明感が意識され、積極的な売買は手控えられた。

東証1部騰落数は、値上がり1061銘柄に対し、値下がりが812銘柄、変わらずが151銘柄だった。

<短期金融市場> 17時33分現在

無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースでマイナス0.058%になった。朝方からマイナス0.04─マイナス0.08%付近と、やや幅広いレンジで取引された。ユーロ円3カ月金利先物は軟調。

<円債市場> 

国債先物中心限月9月限は前営業日比3銭高の150円25銭と小幅続伸して引けた。前週末の海外市場で欧米債が上昇したことを受けて買いが先行した。残存5年超10年以下を対象にした日銀の国債買い入れで、買入予定額を4700億円と前回(5000億円)から減額したことをきっかけに、一時小幅安まで弱含んだが、買い入れ結果で底堅い需給環境が確認されると、再びプラス圏に浮上した。25─26日に米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えていることもあり、全般に様子見ムードが強い相場展開となった。

現物市場はまちまち。盛り上がりに欠いた取引で、25日に40年債入札を控える超長期ゾーンは上値が重かった。10年最長期国債利回り(長期金利)は同変わらずの0.065%。

<CDS市場>

クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で、指標のiTraxxJapanシリーズ27は今週、横ばい圏となりそうだ。円高に伴う株安、トランプ米大統領の政権運営に対する不透明感といったワイド化要因はあるものの、米利上げ圧力の後退、企業業績への期待感などタイト化する材料もある。足元のプレミアムは30bp台後半で推移している。