2つ目は「WEB請求明細の利用有無」。通常は、引き落とし日の2週間くらい前にカード会社から「紙」の請求明細が郵送される。最近は、どこのカード会社も経費削減を目的にペーパーレス化を図りたいようで「WEB明細」への切り替えを積極的に勧めてくる。

「お金持ち予備軍」になりたいなら、クレジットカードの「WEB明細」はお勧めしない。1行ずつ明細をチェックするには、「紙」のほうが向いているからだ。もちろん「WEB明細」はプリントすることもできるが、自宅でプリントするくらいなら郵送で「紙」を送ってもらえばいい。

「貧乏予備軍」は、「WEB明細」に切り替え、毎月請求総額しか確認しない人。思い当たってドキッとした人もいるのでは。クレジットカードでの支払い頻度が高くなるほど、使ったお金の「振り返り」の重要性は高まる。今すぐ、「紙」の請求明細に切り替えよう。

公共料金は口座引き落としにして
通帳で使いすぎをチェック!

 クレジットカード払いに向いていないものがある。それは、電気代やガス代など公共料金。これが3つ目のポイントだ。公共料金は、季節によっても、家族が家にいる時間の長さによっても金額が毎月大きく変動する。一般的に夏は冷房で、冬は暖房で電気代がかさむ。

 夫の両親と同居しているわが家の場合は、お正月を過ごすため年末年始に兄弟が子ども連れで泊まっていくので、東京在住であるが一時的に「田舎の大家族」になる。暖房の電気代、おせち料理作りのガス代、お風呂の水道代とガス代で公共料金はいつもより負担増になるのは避けられない。毎年2月引き落としの電気・ガス・水道代は目が飛び出るほど。まぁ仕方ない、こうした出費は家族円満の必要経費なんだろう。

 公共料金の出費を抑えるコツは「前年同月の金額」と比較し、使いすぎていないかどうかチェックすること。季節要因があるので、前月と見比べてもあまり意味はないのである。公共料金をカード払いにすると、「前年同月の比較」がしにくい。また、公共料金はショッピングの代金に比べると金額が少ないため、請求明細の中では使いすぎても目立たない。公共料金のカード払いは、さまざまな面で自己抑制が働きにくいのである。