[フランクフルト 26日 ロイター] - 独自動車大手ダイムラー<DAIGn.DE>のツェッチェ最高経営責任者(CEO)は、欧州委員会がカルテル疑惑で調査しているが、他の自動車メーカーとの協力関係に影響することはないとの見方を示した。

第2・四半期業績の発表会見で同CEOは、カルテル問題がBMW<BMWG.DE>との共同調達合意などの協力関係に影響するかとの質問に対し、「合法的に運用しているため影響はない」と述べた。

独メーカーが共謀したのかとの質問に対しては、憶測に関与しないうようアドバイスされているとした上で、欧州委はダイムラーに正式な調査を開始したわけではないと指摘した。

CEOはまた、ダイムラーの企業構造を見直しているとし、成長につながる場合は一部の部門を分離する可能性があると述べた。ただユッバー最高財務責任者(CFO)は、トラック部門の売却か上場を計画しているのかとの質問に対し、現時点では完全分離を見通してはいない、と語った。

第2・四半期の利払い・税引き前利益(EBIT)は37億4000万ユーロと、前年同期比15%増加したものの、市場予想(38億0700万ユーロ)を下回った。

ただ高級車部門メルセデスベンツは販売が好調で同部門の利益率は10.2%に上昇した。

同部門の販売台数は59万5200台。中国の需要が28%増加したほか、ドイツ国内の需要もわずかながら上向いた。

ダイムラーは、トラック、バン両部門の業績見通しを引き上げ、EBITは前年の水準に達する見込みとした。これまではバン、バス部門のEBITが前年を下回ると予想していた。

*内容を追加しました。