[ワシントン 26日 ロイター] - 共和党の有力ロビイストで全米税制改革協議会代表のグローバー・ノーキスト氏は26日、議会共和党が大幅な法人減税を盛り込んだ税制改革法案を9月までに公表するとの見通しを示した。

同氏は「下院とホワイトハウス、上院はこれまで数カ月にわたり話し合いを続けてきた。9月には法案がまとまっているだろう」と述べた。同氏は、ムニューシン財務長官やゲーリー・コーン国家経済会議(NEC)委員長を含む「ビッグシックス」と呼ばれる税制改革を主導する6要人と会談している。

同氏によると、ビッグシックスは今月末までに税制改革案の大枠を決めることを目指している。

法人税率を巡っては、トランプ政権側は現行の35%から7年間は15%に引き下げることを主張しているが、議会共和党は財政赤字の増加につながらない税率に恒久的に引き下げることを求めている。

ノーキスト氏は、トランプ大統領とビッグシックスのメンバーであるムニューシン氏、コーン氏は「15%の税率に非常に意欲的」だと語った。議会側メンバーは共和党上院トップのマコネル院内総務、ライアン下院議長、ケビン・ブラディ下院歳入委員長、オリン・ハッチ上院財政委員長。

ノーキスト氏によると、法人税を納めない代わりに出資者などが所得税を納める「パススルー企業」についても、トランプ氏は税率を15%に引き下げることを主張しているという。