[ベルリン 26日 ロイター] - 独フォルクスワーゲン(VWは26日、自動車メーカーが技術面で協力するのは業界の一般的な慣行であるとの見解を示した。ただ、ドイツ国内の自動車メーカーがカルテルを結んでいたとする疑惑についてはコメントを避けた。

独誌シュピーゲルは前週末、VW、ダイムラー、BMW、アウディ、ポルシェなど国内自動車メーカーが作業部会を通じて長年にわたり、価格や技術、供給業者の選定について談合していたと報じた。

VWは臨時監査役会を開催後、「これらの問題の詳細や世間で取り沙汰されている憶測について、現時点ではコメントしない」と表明。「世界各地の自動車メーカーが、技術革新のペースと質を向上するために技術面で情報交換することは極めて一般的な慣行だ」と指摘した。

臨時監査役会は、欧州連合(EU)欧州委員会がカルテル疑惑について調査を進めていると認めたことを受けて開催された。

ダイムラーも同日、カルテル疑惑について協議するため監査役会を開いた。

1人の関係者は25日、ダイムラーが最初にカルテル疑惑について当局に情報を提供したとロイターに明らかにしている。

欧州委の調査により実際に独禁法違反が判明すれば、メーカーには全世界の売上高の最大10%に相当する罰金が科される。