7月25日、トランプ米大統領(左)が、セッションズ司法長官(右)を解任するとの観測が広がっている。ワシントンで5月撮影(2017年 ロイター/Kevin Lamarque)

[25日 ロイター] - トランプ米大統領が、セッションズ司法長官を解任するとの観測が広がっている。米大統領選干渉疑惑「ロシアゲート」捜査へのセッションズ氏の対応に不満を募らせ、批判を浴びせているからだ。

 ただ、もしこうした批判の先にトランプ氏の最終的な目的としてロシアゲートを捜査するモラー特別検察官を退任に追い込むことがあり、それを実行しようとするならば、政治的にも法的にも大きな論争を巻き起こす、と一部政治家や法律専門家は警告している。

 無所属のアンガス・キング上院議員は25日のCNNテレビで、トランプ氏が特にモラー特別検察官の捜査に打撃を与える狙いでセッションズ氏を忠誠心の高い別の人物とすげ替えようとしても、上院はそれを許さないだろうと語った。

 トランプ氏は記者会見でセッションズ氏の去就について質問されると「時間がたてば分かる」と意味深な発言を行った。これに先立ちツイッターでは、セッションズ氏を「弱い」「くよくよしている」などと表現していた。

 しかし、上院共和党トップのマコネル院内総務は25日、セッションズ氏が「立派に職務を果たしている」と擁護。同党のシェルビー上院議員も、セッションズ氏は大統領の弁護士ではなく、米国の司法長官だと強調した。