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7月27日 15時57分
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フィスコ

任天堂、LINE、戸田工など

<7974> 任天堂 38490 +2720
大幅続伸。前日に第1四半期の決算を発表している。営業損益は162億円の黒字となり、前年同期51億円の赤字からは大きく改善、70億円程度であった市場コンセンサスも大きく上回っている。「スイッチ」の好調推移、スマホゲーム「ファイアーエムブレムヒーローズ」などの寄与が背景。任天堂ゲームソフトへの強い需要が確認される格好となり、今後需要期を迎える通期業績のコンセンサスの切り上がりにもつながる形へ。
<6502> 東芝 268.4 -17
大幅反落。前日に取締役会を開催、半導体事業売却に関する「日米韓連合」との合意も期待されたが、決着は先送りされる形となっている。最終合意は8月以降にずれ込む見通しとなり、独占禁止法の審査期間なども考慮すると、上場維持の条件となる年度内の売却完了に不透明感が強まる状況に。有報の提出期限が接近するが、監査法人との溝も埋まっておらず、警戒感からの手じまい売りが優勢。

<6594> 日本電産 12230 +605
大幅反発。前日に第1四半期の決算を発表。営業利益は前年同期比24%増の390億円で、375億円程度であったコンセンサスを上回る着地となっている。上期計画は750億円から800億円に、通期では1600億円から1650億円に上方修正されているが、第2四半期以降の為替前提は保守的な水準で据え置かれており、上振れ期待にもつながっている。自動車向けが活況、2月の買収企業の統合も順調に進んでいるようだ。

<5659> 日精線 835 +129
一時ストップ高。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は11.2億円で前年同期比2.8倍となり、同時に通期予想を30億円から34億円、前期比32.8%増へと上方修正している。自動車関連需要の増大による各種ボルト材料や、半導体市場の増産と設備投資拡大を受けた超精密ガスフィルターの販売増加などが寄与したもよう。高い進捗率からみて、通期予想の更なる上振れも想定される格好に。

<4100> 戸田工 470 +80
ストップ高。リチウムイオン電池関連としてテーマ物色の流れが向かっている。英政府では2040年までにガソリン車やディーゼル車の販売を全面的に禁止すると発表、欧州発の電気自動車シフトが一段と加速する格好になっている。同社はリチウムイオン電池の正極材をドイツのBASFと共同で展開しており、欧州での電気自動車シフトの流れは大きなメリットにつながるとの見方になってきている。

<9602> 東宝 3960 +190
大幅反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価も3560円から4680円に引き上げている。従来は18年2月期営業減益、19年2月期以降も最高利益更新は難しいと見込んでいたが、前期の反動減はなく、18年2月期以降も最高利益更新持続という強気シナリオに変更したようだ。18年2月期営業利益は425億円から515億円に大幅上方修正。

<3688> VOYAGE 2340 -444
大幅続落で下落率トップ。前日に第3四半期の決算を発表、営業利益は16.4億円で前年同期比21%増益となっている。通期予想18億円に対する進捗率も90%を超える格好に。ただ、第2四半期の段階でも進捗率は70%超と高水準であったため、サプライズは乏しい状況。通期予想を据え置いたこともあり、短期的な出尽くし感からの利食い売りが強まった。なお、4-6月期営業利益は前年同期比14%増と2ケタ増益を確保。

<3938> LINE 3985 +140
反発。前日に第2四半期の決算を発表、累計営業利益は前年同期比39%増の186億円で、市場予想を大きく上回る水準となっている。ただ、事業譲渡益104億円を計上したことが上振れの主因であり、実質ベースでは4-6月期は42億円、50億円程度のコンセンサスを下回る形になっている。ゲームやスタンプの売り上げが伸び悩んだが、パフォーマンス広告の好調を評価する声は多くなっている。

<6857> アドバンテス 2177 +54
切り返す。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は22億円で前年同期比61%の大幅減益となった。部品調達不足など増産体制の遅れが露呈する格好になった。ただ、こうした状況は株式市場では織り込み済みであったとみられ、会社計画との比較でも想定線のもよう。一方、受注高は前年同期比13%増と計画以上に大きく拡大、今後の収益回復に対する見方は一段と強まる格好にも。

<2491> Vコマース 797 +100
ストップ高で年初来高値更新。17年12月期第2四半期の営業利益は前年同期比104.4%増の8.99億円で、上期計画の7.00億円を大幅に上振れ。CRM事業のYahoo!ショッピングに出店するストア向けサービスが好調だったようだ。第1四半期の高進捗から上振れは期待されていたが、7月20日に特別損失の計上を発表し株価は急落していたため、発表を受けて改めて安心感と通期業績への期待感が高まる展開に。

<7741> HOYA 6050 +270
後場に急伸。後場に第1四半期決算を発表、税引前利益は305億円で前年同期比37%増益となっている。また、上半期計画は590億円で同9%増益の見通しを示している。実績値は市場予想を20-30億円程度上回ったものとみられる。順調な決算に加えて、上限450万株・250億円の自己株取得枠を設定と発表したことも支援材料となったようだ。 

(フィスコ)


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