[横浜市 27日 ロイター] - 日産自動車<7201.T>の田川丈二常務執行役員は27日の決算会見で、フランスに続き、英国政府が2040年以降はガソリン車とディーゼル車の販売を禁止する方針を示したことについて、従来から電気自動車(EV)を推進している同社にとって「良いこと、プラスになると考えている」と述べた。

EVは航続距離(1回の充電で走行できる距離)や充電インフラへの不安、価格の高さなどがネックとなって、当初の想定よりは普及が進んでいないが、田川常務は「いろいろな会社が積極的に電動化に進むことで、サプライヤーを含めた全体的なコストがさらに下がる。そうすれば、さらに価格競争力も出てくる」と指摘。その結果、「EV販売の出足はスローだが、どこかの段階で加速すると思う」と語った。

同社は世界初の量産型EV「リーフ」の新型車を9月6日に発売する予定。田川常務は、航続距離を伸ばし、アクセルペダルだけで発進から加減速、停止保持まで可能なワンペダル操作システム「eペダル」、高速道路の単一車線での自動運転技術「プロパイロット」や自動駐車システムなど新機能も搭載した新型リーフの投入で「さらに電動化の流れを加速していきたい」と話した。

(白木真紀)