[東京 28日 ロイター] - 経済産業省が28日に発表した6月の商業動態統計速報によると、小売業販売額(全店ベース)は前年比2.1%増の11兆5660億円となり、8カ月連続で増加した。季節調整済み前月比では0.2%増、4─6月期では前期比0.7%増となり、2四半期ぶりに増勢を取り戻した。新車販売の好調や、衣料品・身の回り品の消費がけん引している。

前年比増加した業種をみると、自動車小売業は新車販売の好調から11カ月連続で増加、燃料小売業は製品価格の上昇で、衣服・身の回り品小売業も夏物衣料が売れている。そのほか、飲食料品小売業、医薬品・化粧品小売業、その他小売業で増加した。

他方で、気温がやや低めだったためにエアコン・扇風機などがまだ売れ始めていなかった機械器具小売業は減少。各種商品小売業、無店舗小売業も減少した。 

経済産業省では、3カ月移動平均の前月比の動きを参考に「持ち直しの動きがみられる」と判断している。

(中川泉 編集:)