[ワシントン 27日 ロイター] - トランプ米大統領は、ニューヨークの不動産王だった2004年に財務長官あてに書簡を送り、米銀大手の相次ぐ合併への懸念から、合併を阻止するよう政府に要請していたことが分かった。

ロイターが情報公開法に基づき入手した書簡によると、トランプ氏は2004年2月、スノー財務長官(当時)に対し、米銀大手の合併が相次ぐ状況は「完全に制御不能」だとし、対策を講じるよう要請。また、銀行の合併により、企業は外国からの借り入れを余儀なくされているとも訴えた。

トランプ氏は書簡で、JPモルガン・チェース<JPM.N>とバンク・ワンによる大型合併計画、バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)<BAC.N>とフリートボストン・フィナンシャルの合併計画について政府に阻止を要請。しかし、2つの計画ともに同年中に完了した。

ホワイトハウスはコメントの求めに応じていない。

JPモルガンとバンカメはコメントを拒否。スノー元財務長官もコメントを控えた。