[東京 28日 ロイター] - 2017年上期(1月―6月)としての累計販売台数で、日産自動車<7201.T>、仏ルノー<RENA.PA>、三菱自動車<7211.T>の3社連合が上期として初めて世界販売でトップとなった。昨年の年間首位だった独フォルクスワーゲン(VW)<VOWG_p.DE>、昨年同2位だったトヨタ自動車<7203.T>の2グループを上回った。

トヨタが28日発表した上期のグループ世界販売(日野自動車<7205.T>、ダイハツ工業を含む)は前年同期比2.7%増の512万9000台で過去最高を更新したが、台数は及ばず、日産グループのトップが確定した。

日産グループは27日、昨年10月に傘下入りした三菱自が加わり、同7%増の526万8000台と過去最高だったと発表。19日に発表していたVWは同0.8%増の515万5600台で、日産自グループがトップに躍り出る見通しが濃厚となっていた。

上期のグループ世界販売としては、VWが2位、トヨタが3位となった。昨年年間3位だった米ゼネラル・モーターズ(GM)<GM.N>は同1.7%減の468万6000台だった。

トヨタは単独での国内販売で新型SUV(スポーツ型多目的車)「C―HR」などが好調だったほか、中南米、欧州、アジア、オセアニアでも販売が伸びた。

ルノーのCEO(最高経営責任者)、日産自と三菱自の両会長を兼任するカルロス・ゴーン氏は27日、引き続き提携によるスケールメリットと世界市場でのプレゼンスを生かし、「シナジー効果をもたらす」などとするコメントを発表。また、拡大した提携により、販売増のほか、顧客に次世代モビリティーサービスを提供することで「潜在能力を最大限に発揮することができるだろう」と述べた。

(白木真紀)