[イスラマバード 28日 ロイター] - パキスタンのシャリフ首相は28日、最高裁が汚職疑惑を巡り議員資格を剥奪すべきとの判断を下したことを受けて辞任した。最高裁は同氏と家族への刑事捜査を命じた。

与党パキスタン・イスラム教徒連盟シャリフ派は、新たな首相を選出する見込み。来年総選挙が行われる。

最高裁はシャリフ氏の側近であるダール財務相の資産について、刑事事件として捜査するよう命じた。ダール氏は過去10年間で最も高い経済成長を実現したとして評価が高かった。国営メディアなどは、ダール財務相の議員資格も無効とする判断を示したと報じていた。

最高裁のカーン判事は「シャリフ氏はもはや議会の誠実なメンバーとしてふさわしくない。首相の職を維持できない」と述べた。

シャリフ氏を巡っては、海外法人を通じてロンドンの高級マンションを購入していたことが、流出した「パナマ文書」で明らかになっていた。

*本文3段落目の「財務相の議員資格無効」の部分を修正します。