[28日 ロイター] - ロシア中央銀行は28日、主要政策金利を9.00%に据え置き、地政学リスクとインフレへの懸念に言及した。ただ、年末までに利下げの余地があるとの認識も示した。

同中銀は今年に入って3回利下げを実施している。

中銀は声明で「地政学リスクが高まっており、世界のコモディティー・金融市場のボラティリティーや為替動向が、為替相場やインフレ期待にマイナスの影響を与える可能性がある」と指摘した。

インフレは目標の4%に近い水準で推移しているとし、6月半ばの前回会合後の声明で用いた金融緩和の余地に関する表現を繰り返した。

「ロシア中銀は2017年下期に主要金利を引き下げる余地がある。今後決定を下す際にインフレリスクやインフレ動向、経済情勢を考慮する」とした。

ロイター調査ではエコノミスト21人中12人が今回の会合で政策金利の据え置きを予想していた。

6月下旬のロイター調査によると、年末までに政策金利は8.25%に引き下げられる見通し。