[上海 29日 ロイター] - 中国国家発展改革委員会(NDRC)の幹部は28日、中国鋼鉄工業協会(CISA)の年次会合で、今年上半期に4239万トン相当の鉄鋼生産設備を削減したことを明らかにした。

同幹部によると、これによって昨年導入した5年間で1億─1億5000万トンの余剰鉄鋼生産能力を減らすという計画は、2年足らずで達成できたという。

こうした設備削減には、違法で低品質な鉄鋼を生産する工場の閉鎖を進めている政府の取り組みは含まれていない。CISAによると、これらの低品質鉄鋼生産者は既に強制的に操業を停止されているという。

上半期は鉄鋼製品の価格が上向き、生産も増えている。ただCISAは、生産業者の利益は相対的に低く、セクター全体としては依然として持続的な回復軌道に乗れずに苦戦している、と説明した。