[北京 31日 ロイター] - トランプ米大統領が北朝鮮のミサイル発射を受けて中国に「極めて失望した」と発言したことを巡り、中国は31日、北朝鮮問題は中国が原因ではないと反論し、関係各国すべてが問題解決にあたる必要があるとの見解を示した。

またロシア外務省も、米国は中国とロシアに責任転嫁しているとして批判した。

トランプ大統領は29日、ツイッターへの投稿で、北朝鮮による大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を受けて、中国に「非常に失望した」と指摘。中国は対米貿易で多くの利益を得ておきながら、北朝鮮問題で米国のために何もしていないと批判した。

また米国は28日、北朝鮮の核兵器・ミサイル開発を経済的に支えているのは主に中国とロシアだとし、両国は増大する北朝鮮の脅威に対して特別な責任を負うとの立場を示していた。

中国外務省はロイターへの声明で、中国が原因となって北朝鮮の核問題が生じているのではないとし、「関係各国はこの点に関し正しく理解する必要がある」とした。その上で、国際社会は解決に向けた中国の取り組みを広く認識していると指摘した。

米中貿易は相互利益に基づいており、ビジネスや貿易関係の健全な発展は双方にとり望ましいことを多くの事実が裏付けていると主張した。

またロシア外務省は「まるでロシアと中国が北朝鮮のミサイル・核開発を許しているかのような、米国などによる責任転嫁の行為は根拠がない」との立場を示した。

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