[31日 ロイター] - フィッシャー米連邦準備理事会(FRB)副議長は、政府の政策見通しを巡る不透明感が米企業の投資を抑制している可能性があるとの認識を示した。リオデジャネイロで開催された会議で述べた。

医療保険制度や規制、税制、貿易の先行きが不透明なため、企業は政策環境が一段と明確になるまでプロジェクトを先送りしているようだとしたが、具体的にトランプ政権に言及することはなかった。

トランプ大統領は医療保険制度や規制、税制、貿易を大きく見直す考えを示しているが、立法化のめどはいずれも立っていない。

フィッシャー副議長は低金利にもかかわらず、米企業の投資が低迷している状況について、生産性の伸び鈍化も原因の1つと指摘。「だが政治、経済の双方に関して不透明感が強いことが要因となっている公算が大きい」とした。