[ロンドン 31日 ロイター] - ロンドン外為市場で、ポンドが1.32ドルに上昇し、10カ月ぶり高値をつけた。約10年ぶりとなる利上げが近く実施されるか手掛かりを得ようと、市場は金融政策会合が開催される8月3日の「スーパーサーズデー」に注目している。

この日発表された6月の英住宅ローン承認件数は9カ月ぶりの水準に落ち込んだほか、消費者向け融資も伸びがさらに鈍化したものの、ポンドへの影響は限定的だった。

中銀当局者による相次ぐタカ派発言を受けた利上げ観測の高まりがポンドの追い風となっているが、足元では指標が弱含んでおり、早期の緩和解除予想は後退している。

この日はドル安の恩恵を受けて、ポンド<GBP=D3>は0.5%上昇の1.32ドルと、昨年9月半ば以来の高値をつけた。市場関係者はファンダメンタルズ要因ではなく、月末のドル売りがポンド上昇の主因と話している。

8月3日には、四半期のインフレ報告が公表される。エコノミストは、中銀がインフレ見通しをやや引き上げる一方、成長見通しは引き下げると見込んでいる。