[東京 1日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点とほぼ同水準の110円前半だった。午前の取引で心理的節目の110円に迫ったが、押し目買いやオプションのトリガーを防戦する動きが出た。110円割れをひとまず回避したことで、午後は小幅に持ち直した。

正午に110.10円付近で推移していたドル/円は、午後3時にかけて110.20円台まで小幅に持ち直した。ただ、ドルを積極的に買っていく材料は少なく、「経済指標などを契機にいつでも110円を狙える水準。海外時間に再び下攻めの動きが出てもおかしくはない」(国内証券)との声も出ていた。

午後は、オーストラリア準備銀行(中央銀行)が政策金利のオフィシャルキャッシュレートを市場の予想通り1.50%に据え置いた。声明文に利上げを示唆するような内容はなく、発表直後に豪ドルはやや動意づいた。

<午前は110円を巡る攻防>

朝方110.30円付近を推移していたドル/円は、仲値公示前後に110.25円に弱含んだ後、一時110.42円に持ち直した。その後は上昇の勢いは続かず、じりじり下落した。

110.20円を割り込むとストップロスを巻き込んで下げ足を速め、午前11時過ぎには110.005円まで下押しした。ただ、この場面で110円を割り込まなかったため、正午前には売り圧力が和らいだ。

菅義偉官房長官は午前の閣議後会見で、安倍晋三首相が3日に行う内閣改造では経済再生が最優先の課題となるとの見方を示した。一部メディアから主要な閣僚が留任するとの観測報道が出ており、印象に大きな変化がないのがメインシナリオだという。

ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

午後3時現在 110.26/28 1.1818/22 130.32/36

午前9時現在 110.35/37 1.1818/22 130.43/47

NY午後5時 110.25/26 1.1840/44 130.55/59

(為替マーケットチーム)