[ワシントン 1日 ロイター] - 米商務省が1日に発表した6月の建設支出(季節調整済み)は前月比1.3%減の1兆2057億8800万ドルと、金額ベースで2016年9月以来の低水準となった。市場予想は0.4%増だった。公共部門の大幅な落ち込みが響いた。

5月の数字は当初発表の横ばいから0.3%増へ上方改定された。

6月の前年同月比は1.6%増だった。

6月の前月比の内訳は、公共部門が5.4%減と、02年3月以来の大幅な落ち込みとなった。金額ベースで14年2月以来の低水準をつけた。公共部門のうち州・地方政府は5.1%減った。こちらも02年3月以来の大幅なマイナスだった。連邦政府は9.3%減と、10年12月以来の大きな落ち込みとなった。

民間部門は0.1%減。5月も0.1%減っていた。民間部門のうち住宅建設は0.2%減。住宅以外の民間建設は0.1%増加した。5月は0.6%増だった。

住宅建設と、ガス・石油の掘削を含む住宅以外の建設への投資は、原油の値上がり要因が薄れる中でペースが鈍化している。

7月28日に発表された第2・四半期の国内総生産(GDP)の速報値は年率で2.6%増だった。6月の建設支出が落ち込んだことは、第2・四半期GDPの改定値が下方改定されることを示唆する。