[ムンバイ 2日 ロイター] - インド準備銀行(中央銀行)は2日、政策金利であるレポレート<INREPO=ECI>を6.25%から6.00%に25ベーシスポイント(bp)引き下げた。6.00%は2010年11月以来の低水準。

中銀は今回の決定について、インフレ率の低下によって金融緩和余地が生じたと説明した。また、次の一手については、経済指標を注視する姿勢を示した。

中銀が前回利下げを行ったのは2016年10月。

今回の利下げは、アジア太平洋地域の中銀としては、昨年12月のニュージーランド準備銀行以来初めて。

ロイターがエコノミストを対象に実施した調査では、56人中40人が中銀はレポレートを25bp引き下げると予想していた。

インドの6月の消費者物価指数(CPI)上昇率(前年比)は、食品価格の下落を背景に2012年1月以来最低の1.54%に低下した。

中銀が中期目標としている4%を大きく下回る水準で、4─9月の見通しの2.0─3.5%も下回っていたため、政府や産業界から中銀に対し、積極的な利下げを求める声が出ていた。

中銀は声明で「中立的」姿勢を維持すると表明し、インフレ率は上昇すると見込まれるが、今後の政策運営は経済指標にかかっていると警告した。

インフレ見通しについては据え置いた。中銀は公務員給与引き上げなどの要因から、インフレ率が10─12月に3.5─4.5%に加速する可能性があるとみている。

金融政策委員会は「インフレ率を持続可能なベースで4%近くに維持するというコミットメントに引き続き注力する」と表明した。

中銀はリバースレポレート<INRREP=ECI>も6.00%から5.75%に25bp引き下げた。

金融政策委員会では4人が25bpの引き下げを支持。1人は50bpの利下げを、1人は据え置きを主張した。

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