[ニューヨーク 2日 ロイター] - 2日午前のニューヨーク外為市場は、ドルが対ユーロで約2年半ぶり安値水準をつけた。

年内の米追加利上げに疑問の声が上がる一方、欧州中央銀行(ECB)が緩和策の解除に踏み切るとの見方が広がった。

ユーロは対ドル<EUR=>で一時、1.1868ドルと2015年1月以来の高値水準を記録した。ドルは対円<JPY=>で小幅高の110.46円。

マーケット・ニュース・インターナショナル(MNI)によると、ブラード米セントルイス地区連銀総裁が、利上げをさらに行えば連邦準備理事会(FRB)が掲げる2%のインフレ目標達成を阻害する恐れがあるとして、追加利上げに反対する姿勢を示した。

市場関係者らは、この発言を受け年内の米追加利上げに懐疑的な見方が強まったと指摘する。

米中貿易摩擦への懸念や、米国とベネズエラの関係を巡る不透明感を背景に、ドルはニュージーランドドルやカナダドルなど資源国通貨に対して幾分値上がりした。