[ワシントン 3日 ロイター] - トランプ米大統領は3日、米ロ関係は「過去最低で非常に危険な水準」まで冷え込んだとし、こうした状況になったことの責任は米議会にあるとの認識を示した。

トランプ氏は前日、対ロシア制裁強化法案に署名。ただ議会可決から署名まで数日かかっていることから、ロシアとの関係改善を目指すトランプ氏が署名に抵抗を示していた可能性があり、署名後に同法案は外交政策を遂行する大統領の権限を阻害するものと批判していた。

トランプ氏はこの日、「われわれのロシアとの関係は過去最低で、非常に危険な水準まで冷え込んだ」とツイート。こうした状況になったことについて「医療保険制度の改革もできない議会に感謝するべきだ」とした。

米国で対ロシア制裁強化法が成立したことを受け、ロシアのメドベージェフ首相は前日、「全面的な通商戦争」に相当すると批判。この日はロシアのペスコフ大統領報道官が記者会見で「こうした制裁は近視眼的で違法であり、かつ何の希望もないものであると認識している」とし、ロシアは自国の国益を守るとの立場を示した。